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ノボ ノルディスク社、シアトルに1型糖尿病研究開発センターを設立


2012年2月10日
PRESS-12-03
(デンマーク現地時間:2012年1月24日発表)
日本語翻訳・再編集版、内容や解釈については資料の正式言語である英語が優先します。

糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、米国シアトルに1型糖尿病研究開発センターを設立すると発表しました。同センターで、ノボ ノルディスクが長年培った糖尿病治療の専門知識と、高まりつつある免疫療法における知識を一体化させます。

新センターは、基礎研究を早期のプルーフ オブ コンセプトの臨床試験に結び付ける、トランスレーショナル リサーチ(医療につながる基礎研究成果を実用化させる橋渡し研究)を追求することをコンセプトとしています。これにより、1型糖尿病に関する創薬の初期段階のプロジェクトを、動物モデルから小規模臨床試験へと速やかに移行させるのに必要な学術的基礎を持つことができます。

ここ数十年の間、2型糖尿病は患者数が急増しているため、糖尿病領域の研究者や製薬会社の主な焦点となっていました。1型糖尿病は生命維持のためにインスリン療法が必須となり、2型糖尿病とは異なる疾病です。残念ながら近年、この領域で大きな学術的進歩は十分ではありません。

ノボ ノルディスク社のエグゼクティブ バイス プレジデントでありチーフ サイエンス オフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは「ノボ ノルディスクは創立当初から、糖尿病と戦う人々をサポートすることに情熱を傾けてきました。1型糖尿病に関する研究を次のレベルに進めることは、私たちの使命であると考えます。新しい1型糖尿病の研究開発センターによって、1型糖尿病の革新的な治療法の研究が加速することを期待しています。糖尿病予防と治療、最終的にはその治癒が私たちの目指すことです」と述べています。

マチアス フォン ヘラス医師が、新センターの長を務めます。彼は、自己免疫疾患領域で世界的に著名な研究者で、2008年には米国糖尿病協会から優れた業績が認められ、表彰されました。「私や他の研究チームによる動物モデルを用いた治療法が1型糖尿病のより良い治療法につながることは、ずっと私の理想でした。研究センター長としてこの理想を追求し、この領域における新しい官民の協業を築けることを望んでいます」と述べています。

マチアス フォン ヘラス氏はラ ジョラ アレルギー・免疫研究所の1型糖尿病研究センターでディレクターを務めています。彼は、2001年に同研究所に入所し、今後も非常勤職員として所属します。また、米国の糖尿病免疫学会(Immunologyof Diabetes Society: IDS)及び臨床免疫学会(ClinicalImmunology Society: CIS)の学会長も務めています。

ノボ ノルディスク1型糖尿病研究開発センターは研究員約20人を擁して今夏開設され、米国及びデンマークのノボノルディスク社がサポートします。新センターは研究の相乗効果を促進するため、ノボ ノルディスクの炎症研究センターと同じ敷地に設立されます。

ノボ ノルディスクの研究開発には、世界で約6,000人が従事しています。ノボ ノルディスクはマロボ(デンマーク)、北京、シアトルに研究施設があります。

糖尿病について
糖尿病には、大きく分けて1型糖尿病、2型糖尿病の2種類があります。国際糖尿病連合がまとめた糖尿病アトラス第5版では、2011年現在、糖尿病患者数は世界で3億6600万人と推定されています。そのうち、1型糖尿病は5-10%を占めます。

1型糖尿病は、インスリン依存型糖尿病、自己免疫性糖尿病または若年性糖尿病とも呼ばれます。体の防御機能が誤って自己のインスリンを分泌する細胞を攻撃してしまう、自己免疫反応によって引き起こされます。こうした反応の原因ははっきりと分かっていません。1型糖尿病の患者さんは、全くまたはほとんどインスリンを産生することができません。この疾患は、どのような年齢でも発症しますが、特に小児から若年成人期に多く発症します。1型糖尿病では、血糖コントロールのために、毎日のインスリン注射が必須となり、インスリンが投与できなければ、生命にかかわります。


この件についての関係者のお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで。

ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com (英文)にてご覧いただけます。